お知らせ
- 盂蘭盆会・施餓鬼法要のご案内2024
- 2024/07/01
合 掌
檀信徒御家内皆様には、ご清祥のことと慶賀に存じ上げます。
さて、恒例の『盂蘭盆会(お盆)付施餓鬼法要』を左記のとおり執り行ないますのでご参詣いただきたく、ご案内申し上げます。
盂蘭盆会(うらぼんえ)とは
お釈迦様の時代、その十大弟子の一人であった「目連尊者」(もくれんそんじや)がその母上への孝養と成仏を願い、供養の法要を営んだことに始まります。
仏教では、十界という世界、とりわけ六道(天上、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄)に死後も迷うとし、この目連尊者の母上はその生前の行いによって六道の中の「餓鬼道」(がきどう=ムサボリの心)に堕ち、目連尊者はお釈迦様の教えに従い七月十五日、多くの出家僧侶を招きご回向し、品々を供え人々に供養としてふるまいました。その善行(施餓鬼)の功徳によって母上は、仏界に成仏されたとのいわれが始まりとされております。
本年も、日蓮大聖人ご真筆本尊を開帳し奉修致します。なお、本年の法要におきましては、昨年同様に新盆を迎えられる檀信徒の皆様の回向供養と通常の檀信徒の皆様のお盆法要を分けて奉修致します。
檀信徒の皆様におかれましては、是非ともご参詣いただき、ご先祖の皆様をご供養くださいますようお願い申し上げます。
なお、お身体のご事情やご都合によりご来山できない檀信徒の皆様方におかれましては、左記により卒塔婆のご起塔も受けさせていただきます。
末筆ながら、ご家内ご一統様のご健勝をお祈り申し上げます。
記
七月十六日(火曜日)
一、動物廟法要 正十二時 管理棟二階動物廟
一、法 話 午後一時 東京教区布教師
一、盂蘭盆会・施餓鬼法要 午後二時 東京組寺上人御出仕
※ご親族・ご親戚が新盆を迎えられます方は、午前十一時の新盂蘭盆会(新盆)法要に御参列いただけます。ご希望される場合は、事前に當山までご連絡下さい。
◎御参詣が難しく卒塔婆のご起塔を希望されます場合は、同封の「盂蘭盆会卒塔婆申込用紙」に必要事項をご記入いただき、卒塔婆料(壱本 参千円)を添えて、現金書留にて六月三十日迄にお送りください。(卒塔婆のお申し込みは、盂蘭盆会付施餓鬼法要当日の受付でも承ります)
※ 同封の経木(水塔婆)には、○○家または御戒名の何れかを記入例にしたがってお書きいただき(筆ペン等可)、七月十六日迄にお寺にご持参またはご郵送ください。十六日の大法要にて供養いたします。
(記入例)南無妙法蓮華経 ○○家先祖代々之諸精霊盂蘭盆会水向供養 施主 ○○○○
(記入例)南無妙法蓮華経 御 戒 名 位盂蘭盆会水向供養 施主 ○○○○
※ 同封の「布教教学振興会浄財袋」は、僧侶教師の養成・布教の促進・興学の充実等に役立てるため、皆様から寄せられた浄財をまとめて、お寺が一括して宗門に納めるものです。御施餓鬼に参詣、または棚経参上の折り、是非ご協力下さるようお願い申し上げます。
※ 当日は、旧甲州街道交番先の「大久保石材店」の前から妙壽寺専用マイクロバス(無料)が送迎申し上げます。
※ 墓地管理に就きましては、刈り込み・清掃等周囲の迷惑にならぬ様ご協力の程お願い申し上げます。
◎當山の正面大玄関に能登半島大地震義援金募金箱を設置いたしておりますので、ご来山の折には、ご協力の程お願い申し上げます。
令和六年六月
一五七-〇〇六一 世田谷区北烏山五丁目十五番一号
法華宗 本覺山 妙 壽 寺
檀 信 徒 各 位