お知らせ
- 御会式の御案内
- 2022/11/03
来る十一月三日 (文化の日) 左記次第にて
『高祖日蓮大聖人御会式』を執り行ないます。
御会式 (おえしき) 法要は、弘安五年 (一二八二年) 十月十三日に、池上宗仲氏のお屋敷 (現・大田区池上) において、六十一歳でご入滅された日蓮大聖人を偲び修行される法要のことで、「報恩講」「恩命講」「御命講」ともいい、法華宗寺院・壇信徒にとって最も大切な法要です。
かの松尾芭蕉が「御命講(おめいこう)や 油のような 酒五升」と詠まれたように、當山が創建された寛永から元禄の頃には、既に盛大な行事であったことがうかがえます。
法華宗各大本山では、正当十月十三日に修行し、末寺 (まつじ) はそれ以降に奉修しております。
當山では、毎年十一月三日の文化の日に、當山組寺有縁のお上人にご出仕いただき、日蓮大聖人の『十界曼荼羅御本尊』をご開帳して、大聖人のご恩徳に感謝申し上げております。
本年の法要におきましては、昨年に引き続き新型コロナウイルスによる感染防止の観点から「三密」を避けるため、当日は、本堂のご参列人数及び昼食をお召し上がりいただく休憩室のご着席人数を制限させていただきますので、ご来山の皆様にはご不便をお掛けすることもあろうかと存じますが、何卒、ご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げます。なお、各部屋には手指消毒用アルコールジェル、トイレには除菌用アルコールをご用意いたします。
檀信徒有縁の皆様には、大聖人のご恩徳を偲び、ご家族皆様の健康・安全と社会の平和、そしてコロナ禍の収束をお祈りし、併せてご先祖に供養を捧げるため、是非ともご来山いただきたくご案内申し上げますとともに、ご来山を控えられます檀信徒の皆様におかれましては、同封の「日蓮大聖人卒塔婆供養のお願い」をご一読いただき、日蓮大聖人の御報恩への感謝として、卒塔婆をご起塔下さいますようお願い申し上げます。
記
一、日 時 十一月三日(文化の日・木曜日)
一、法 話 午後一時 東京教区布教師
一、高祖日蓮大聖人御会式法要 午後二時 組寺有縁上人出仕
○ 日蓮大聖人のご報恩のため、是非お塔婆をご起塔下さい。
○ 正午より動物廟法要を奉修致します。
○ 当日は、旧甲州街道交番先の「大久保石材店」の前から妙壽寺専用マイクロバス(無料)が送迎申し上げますが、本年は乗車定員を削減しての運行となり、ご不便をおかけすることがございますこと、ご了承ください。
追 記
○本年も、コロナ対策に万全を期し、別紙により「七五三祈願法要」を奉修いたします。
- 宗門布教機関誌「無上道」年間購読をお勧めするご案内を同封いたしますので、ご高覧・ご高配くださいますようお願い申し上げます。
○正月三ヵ日等には、是非とも菩提寺にご参詣ご墓参下さいますようご案内を申し上げます。なお、當山では、令和五年一月一日午前五時より『年頭国祷会』を當山本堂にて奉修いたします。
令和四年十月